東エレクなど半導体製造装置関連が下げ止まる、突っ込み警戒感からの買い戻し
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連の主力株の下げが一服している。ここ米国株市場が主導する形で半導体関連セクターへの逆風が強まり、東エレク、レーザーテックともに前週末まで7日連続安と下値模索の展開を強いられていた。特に東エレクは前週末にフシ目の4万円大台を約1か月半ぶりに割り込み、中期波動の分水嶺である75日移動平均線もマドを開け大きく下放れる崩れ足を余儀なくされた。そうしたなか、前週末の米国株市場ではFRBの金融引き締めに対する過度な警戒感が緩んだことで半導体関連株は高安まちまちの地合いとなり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)もわずかながらプラス圏で着地するなど下げ止まる動きをみせた。これを受けて東京市場でも目先突っ込み警戒感からのショートカバーを誘発している。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS