貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9843 ニトリホールディングス

東証P
19,110円
前日比
+560
+3.02%
PTS
19,495円
20:09 11/27
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
23.5 2.30 0.80 7.11
時価総額 21,870億円
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明日の株式相場に向けて=直近IPOに集まる投資資金

 22日の日経平均株価 は前日比120円高の2万6507円と6日ぶりの上昇に転じた。本来なら“掉尾の一振”に期待する時期だが、20日に発表された予想外の日銀の金融政策修正で投資マインドが冷やされてしまった。今月中旬までは、昨年12月30日の日経平均株価の終値2万8791円を視野に入れていただけに、年内にここから2万8000円台の回復を目指すのは、さすがに厳しいとみるのが自然な感想だろう。

 ただ、21年の12月20日から30日までの日経平均株価の上昇率は約3%、20年の12月21日から30日の上昇率も約3%を記録。昨年、一昨年と年末にかけて掉尾の一振とまで呼べるかは別にしても最終週にかけて上昇はみられている。

 外国人投資家はクリスマス休暇を取る時期に入り、流動性が細るなか上下に値が飛びやすい状況となる。年末にかけてはドレッシングの買いも期待されるだけに、日銀の金融政策修正でセンチメントが冷やされるなかでも、意外に底堅い値動きが期待できるかもしれない。

 そんななか、この日の上昇率上位に、顔を出したのが直近IPO銘柄だ。20日上場のINFORICH<9338>や21日上場のnote<5243>がともにストップ高。同じく21日上場のサンクゼール<2937>が急伸し、20日に登場したmonoAI technology<5240>も急反発した。12月は25社のIPOがあり、23日以降もIPOの登場は続く。短期的な妙味が期待できそうな直近IPO銘柄への選別物色が続きそうだ。また、長期的視点からは28日の権利付き最終売買日を視野に、年間配当利回りが6%を超えるJT<2914>のような銘柄が物色される展開が予想される。

 今晩は米国で7~9月期国内総生産(GDP)確定値が公表される。明日は国内で11月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。10月開催分の日銀金融政策決定会合の議事要旨が公表される。ニトリホールディングス<9843>が決算発表を行う。東証スタンダード市場にアソインターナショナル<9340>、同グロース市場にGENOVA<9341>が新規上場する。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年12月22日 18時25分

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