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話題株ピックアップ【昼刊】:ペプドリ、サンバイオ、三越伊勢丹

■日鉄物産 <9810>  5,660円  +700 円 (+14.1%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 日鉄物産<9810>がカイ気配。21日取引終了後、同社に対し日本製鉄<5401>が1株9300円で株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。日鉄物産株はTOB価格を意識した動きとなっている。サプライチェーン全体での更なる競争力強化につなげることなどを目的とする。買い付け予定数は1468万7261株(下限393万4771株、上限設定なし)。2023年2月下旬をメドに公開買い付けを開始することを目指す。競争当局における手続きなどに要する時間を正確に予想するのが困難だとし、日程の詳細は決定次第速やかに開示する方針。買い付け期間は原則として20営業日とする。TOB成立後に日鉄物産株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は21日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

■ペプチドリーム <4587>  1,630円  +88 円 (+5.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率10位
 ペプチドリーム<4587>が大幅高で5日ぶりに反発している。この日の寄り前、メルク<MRK>子会社と新規ペプチド-薬物複合体(PDC)の創製・開発に関する共同研究開発及びライセンス契約を締結したと発表しており、好材料視されている。今回の契約締結により、ペプドリは独自の創薬開発プラットフォーム技術であるPDPSを用いて同定されたペプチド候補化合物を、メルクが興味を持つターゲットに対するPDCとして提供することになる。一方、メルクは、細胞傷害性ペイロードと結合するペプチド候補化合物について独占的使用権を取得し、創製されるPDC製品の開発の全てを担うことになる。また契約に基づき、ペプドリはメルクから契約一時金を受領するほか、今後は開発、承認、販売マイルストーンフィーとして総額で最大21億ドルを受け取る可能性や、製品化後の正味売上高に応じたロイヤルティーを受領する権利を有することになる。なお、同件は22年12月期業績予想に織り込み済みとしている。

■バイセル <7685>  5,610円  +150 円 (+2.8%)  11:30現在
 BuySell Technologies<7685>が大幅高で3日ぶりに反発している。午前10時ごろ、国内2拠点目となる物流倉庫「習志野ロジスティクスセンター」(習志野ロジ)を23年1月6日付で千葉県習志野市に開設すると発表しており、好材料視されている。新物流倉庫の開設により、バイセルの物流倉庫の総面積は5700坪、従来比約73%増に拡張されることになり、事業拡大への貢献が期待されている。

■サンバイオ <4592>  780円  +20 円 (+2.6%)  11:30現在
 サンバイオ<4592>が続伸している。21日の取引終了後、再生医療等製品の包装・表示・保管に関する自社施設を東京都中央区に設置し、業許可を取得したと発表しており、好材料視されている。同社は現在、開発品SB623の慢性期外傷性脳損傷に対する治療薬としての承認に向けた審査を受けているが、並行して承認取得後の流通体制の整備を進めており、医療機関のニーズに柔軟に対応するため同施設を設置する。会社側では今回の業許可取得により、自社施設での再生医療等製品の包装・表示・保管が可能になり、流通整備に向けて大きく前進したとしている。

■PI <4290>  706円  +17 円 (+2.5%)  11:30現在
 プレステージ・インターナショナル<4290>は買い優勢でスタート。同社は21日取引終了後、子会社のプレミア・エイドがBYD Auto Japan(横浜市神奈川区)が日本で販売する電気自動車(EV)に車両緊急通報システムを提供すると発表し、これが材料視されたようだ。ただ、買いが一巡したあとは伸び悩みとなっている。今回のサービス提供は、中国のEV大手であるBYDが23年1月から日本で販売を開始するにあたり、PIグループがお客様相談室及びロードアシストサービスを担うことになっていることの一環。コネクテッドカーのソリューションを「BYD E-CALL」の名称でBYDのEVに搭載し、23年3月ごろのサービス提供開始を予定している。

■豊田合成 <7282>  2,039円  +41 円 (+2.1%)  11:30現在
 豊田合成<7282>が3日ぶりに反発している。21日の取引終了後、動物性の本革などを使用しない「レザーフリー」を嗜好するユーザー向けの高触感の合成皮革ハンドルを開発し、トヨタ自動車<7203>の「LEXUS RX」に採用されたと発表しており、好材料視されている。今回採用されたハンドルは、セーレン<3569>の協力のもと開発されたもので、合成皮革を用いつつプレミアムカーにも相応しい肌触りを実現。また、表面に特殊な塗膜を施すことで、滑らかでしっとりとした触感を与えたほか、汗や化粧品などの成分から表面の劣化を防ぐとしている。

■テレ東HD <9413>  1,791円  +35 円 (+2.0%)  11:30現在
 テレビ東京ホールディングス<9413>が反発している。21日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を30万株(発行済み株数の1.09%)、または6億6000万円としており、取得期間は22年12月23日から23年3月31日まで。株主還元及び資本効率の向上を図ることが目的という。

■芙蓉総合リース <8424>  8,490円  +140 円 (+1.7%)  11:30現在
 芙蓉総合リース<8424>が3日ぶりに反発している。午前9時ごろ、商用電気自動車(EV)に特化した開発・製造・販売を手掛けるEVモーターズ・ジャパンと資本・業務協定を締結したと発表しており、好材料視されている。EVモーターズ・ジャパンは、電力消費とバッテリー劣化を大幅に低減する自社開発したモーター制御システム「アクティブ・インバータ」や、車両の電化に伴う航続距離の課題を解決する軽量車両の開発などの技術を活用し、世界最高クラスの低電力消費率、バッテリー長寿命、安全性を兼ね備えた量産型の商用EVを開発している。今回、芙蓉リースはEVモーターズが実施する第三者割当増資の一部を引き受ける予定で、EVモーターズは調達資金を量産組立工場の国内新設に伴う建設資金や、試作車両・デモ車開発などに要する研究・開発費などにあてるとしている。

■三越伊勢丹 <3099>  1,350円  +19 円 (+1.4%)  11:30現在
 百貨店などインバウンド関連株が高い。21日に発表された11月の訪日外客数は93万4500人と、前月から2倍近い伸びになった。コロナ前の2019年同月との比較では4割近い水準となる。政府の入国制限緩和が進むなかで訪日外客数の回復が順調に進んでいることが確認されたのを受け、この日の株式市場では今後の更なる客数増への期待からインバウンド関連株を物色する動きが広がっているようだ。三越伊勢丹ホールディングス<3099>や高島屋<8233>、松屋<8237>など百貨店株のほか、AI通訳機「ポケトーク」を手掛けるソースネクスト<4344>、訪日客向け旅行会社のHANATOUR JAPAN<6561>などが上昇している。

■ヤマハ発動機 <7272>  3,065円  +35 円 (+1.2%)  11:30現在
 ヤマハ発動機<7272>が7日ぶりに反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で、「ヤマハ発動機は21日、2023年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発中の航空機向けにモーターを納入すると明らかにした」と報じられており、好材料視されている。記事によると、JAXAの内燃機関と電動モーターを併用するハイブリッド(HV)の航空機に搭載するとしている。

■西松屋チェーン <7545>  1,493円  +15 円 (+1.0%)  11:30現在
 西松屋チェーン<7545>はしっかり。21日の取引終了後に発表した12月度(11月21日~12月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比1.1%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好材料視されている。月度の中頃以降に気温が低下したことで、冬物衣料の売り上げが大きく伸びたことが牽引した。なお、全店売上高は同3.7%増だった。

■イクヨ <7273>  1,778円  +300 円 (+20.3%) ストップ高   11:30現在
 イクヨ<7273>がカイ気配スタート。21日取引終了後、アパテックモーターズ(東京都品川区)と資本提携に関する契約を締結することを決めたと発表した。これを材料視した買いが集まったようだ。イクヨは中国のEV(電気自動車)メーカーとの取引拡大と今後のEV向けの周辺ビジネスの展開に向け関係強化を図る。アパテックモーターズが発行する5万株を第三者割当により取得。出資額は1億円としている。

■タツタ電線 <5809>  494円  +80 円 (+19.3%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 タツタ電線<5809>がカイ気配。21日取引終了後、ENEOSホールディングス<5020>子会社のJX金属がタツタに対し、完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表した。TOB価格は1株720円。タツタ株はTOB価格を意識した動きとなっている。経営資源を効率的に活用しつつ、電子材料事業の競争力や金属事業の基盤強化などを図るのが狙い。買い付け予定数は3904万1947株(下限1844万8182株、上限設定なし)。2023年6月に公開買い付けを開始することを目指す。競争当局における手続きなどに要する時間を正確に予想するのが困難だとし、スケジュールの詳細は決定次第速やかに開示する方針。TOB成立後にタツタ株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は21日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

■坪田ラボ <4890>  997円  +150 円 (+17.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 坪田ラボ<4890>がストップ高カイ気配。21日の取引終了後、近視進行予防点眼薬「TLM-003」関連特許について、欧州の大手独立系製薬企業グループLaboratoires Theaとの間で対象地域での独占的実施権を許諾する契約を締結すると発表。これを好感した買いが膨らんでいる。対象地域は、日本や中国、インドなどアジア地域を中心とした26カ国・地域を除く世界各国。契約一時金は200万ユーロ(1ユーロ=143円43銭で約2億8600万円)で、マイルストーンの額は最大3950万ユーロ(同為替レートで約56億6500万円)。契約一時金については23年3月期第3四半期の売り上げとして計上する見込みにあり、業績予想には織り込み済みとしている。

●ストップ高銘柄
 INFORICH <9338>  10,120円  +1,500 円 (+17.4%) ストップ高   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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