井関農機---可変施肥田植機が「みどり投資促進税制」の対象機械に認定
井関農機<6310>は21日、同社の土壌センサ搭載型可変施肥田植機「PRJ8-FV型」が、みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画の認定を受け、みどり投資促進税制の対象機械として認定されたことを発表した。
みどりの食料システム法は、環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律。みどり投資促進税制の活用により、この法に基づく計画の認定を受け、一定の設備等を取得した場合、機械等は取得価額の32%、建物等は取得価額の16%の特別償却を適用することができる。
同社の土壌センサ搭載型可変施肥田植機は、本機に搭載しているセンサが田植作業を行いながら作土深(作土層の深さ)とSFV(土壌肥沃度)を検知し、施肥量を土壌の状態に合わせてリアルタイムで調査する機能を備えている。
同社では、この機能が、稲の品質と収量を保ちながら化学肥料使用量の低減に貢献できることから、みどり投資促進税制の対象機械に認定されたとしている。
《SI》
提供:フィスコ