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今日の為替市場ポイント:日本の長期金利上昇でドルは上げ渋る可能性


20日のドル・円は、東京市場で137円48銭から132円28銭まで下落。欧米市場では132円90銭まで買われた後、一時130円58銭まで反落し、131円70銭で取引終了。本日21日のドル・円は132円を挟んだ水準で推移か。日本の長期金利上昇が意識されており、新たなドル買い材料が提供されない場合、ドルは132円台で上げ渋る可能性がある。

日本銀行は12月19-20日に開いた金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の下での10年物国債金利の許容変動幅について、上下0.25ポイント幅から0.50ポイント幅に拡大することを決めた。日本銀行の黒田総裁は会見で、「許容変動幅拡大は市場機能を改善するためであり利上げではない」と述べたが、市場参加者の間からは、「日本銀行は金融政策の正常化に着手したと考えるべき」との声が聞かれている。また、一部の市場参加者は「日本の投資家による欧米諸国などの国債投資は今後減少する可能性がある」と指摘しており、許容変動幅の拡大は為替相場にも一定の影響を及ぼすとみられる。

《FA》

 提供:フィスコ

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