トヨタが後場に下げ幅拡大、日銀政策修正受けた円高で輸出関連株に売り膨らむ
トヨタ自動車<7203>が後場に下げ幅を拡大した。日銀は20日まで開いた金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロールの運用に関し、長期金利の変動幅について「プラスマイナス0.25%程度」から「プラスマイナス0.5%程度」に拡大することを決めた。決定内容の公表後にドル円相場は一時133円台前半まで一気にドル安・円高が進んだ。23年3月期の業績予想の前提となるドル円レートを1ドル=135円に設定するトヨタに対しては、業績予想の下振れリスクが意識され、売りが膨らんだようだ。
輸出関連株は総じて軟調。ホンダ<7267>、SUBARU<7270>が下げに転じたほか、コマツ<6301>や村田製作所<6981>、任天堂<7974>も安い。
出所:MINKABU PRESS
輸出関連株は総じて軟調。ホンダ<7267>、SUBARU<7270>が下げに転じたほか、コマツ<6301>や村田製作所<6981>、任天堂<7974>も安い。
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