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外為サマリー:一時136円30銭台に下げ渋るも戻り限定的

 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=136円19銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円00銭強のドル安・円高となっている。

 週末に「岸田政権は政府と日銀の政策協定(アコード)を改定する方針を固めた」と一部で報じられたことで、この日の東京市場では円買い・ドル売りが先行。日銀の金融政策の修正思惑が強まるなか、午前11時00分過ぎには一時135円77銭をつけた。その後、松野博一官房長官が記者会見で「そのような方針を固めた事実はない」と発言したことをきっかけに136円30銭台まで下げ渋る場面もあったが戻りは限定的。20日に発表される日銀金融政策決定会合の結果や、同日の黒田総裁の会見を見極めたいとする向きが多かった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0608ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=144円46銭前後と同1円40銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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