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14日の米株式市場の概況、金利見通し上昇で警戒感強まりNYダウは反落

 14日の米株式市場で、NYダウは前日比142.29ドル安の3万3966.35ドルと反落した。

 午後に連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えていることから、朝方は様子見ムードが強くスタートした。その後のFOMCの結果発表で利上げ幅は0.5%となり、これまでの0.75%から縮小したものの、同時に発表した金利見通しでは23年末の予想の中央値が5.1%と9月時点の4.6%から上昇し、市場の想定である4.9%前後を上回った。前日発表の11月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、市場では来年の利上げ停止観測が高まっていただけに、利上げの長期化が経済を冷やすとの警戒感が強まり、株式市場は売り優勢に転じた。政策金利見通しを受けて長期金利が上昇したことから、相対的な割高感が意識されるハイテク株が売られたほか、消費関連にも安いものが目立った。バンク・オブ・アメリカ<BAC>、JPモルガン・チェース<JPM>、セールスフォース・ドット・コム<CRM>が売られ、エクソン・モービル<XOM>、シェブロン<CVX>、ウォルト・ディズニー<DIS>、ウォルマート<WMT>も軟化した。半面、ヘルスケアには高いものがみられ、ファイザー<PFE>、イーライ・リリー<LLY>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が上昇。また、第4四半期のガイダンスを引き上げたデルタ・エア・ラインズ<DAL>も高い。

 一方、ナスダック総合指数も反落し、前日比85.928ポイント安の1万1170.886で引けた。アップル<AAPL>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、エヌビディア<NVDA>が売られ、アナリストの目標株価引き下げを受けたテスラ<TSLA>も下落。半面、マイクロソフト<MSFT>、メタ・プラットフォームズ<META>、ブロードコム<AVGO>は堅調で、皮膚疾患治療薬の開発が提携先で進展したと伝わったキメラ・セラピューティクス<KYMR>は急伸した。

出所:MINKABU PRESS

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