トヨタがプラスに転じる、12月日銀短観受け業況回復期待も
トヨタ自動車<7203>が朝安後、プラスに転じた。11月の米消費者物価指数(CPI)の前年比の伸び率が10月と比べ鈍化したことを受け、米長期金利が低下し、ドル円相場は一時1ドル=134円台後半まで円高方向に振れた。だが足もとではドル売り・円買いの動きに歯止めがかかっており、1ドル=135円台半ばで推移している。
更に、日銀はこの日の取引開始前に12月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表。大企業・製造業の業況判断指数(DI)は前回調査から1ポイント悪化のプラス7となった。4期連続の悪化とはいえ、市場予想の中央値をやや上回る結果となったほか、大企業・自動車の業況DIは「最近」が前回調査から1ポイント改善のマイナス14、「先行き」はマイナス11となった。サプライチェーンの混乱で落ち込んだ自動車の業況が回復に向かうとの期待感もあり、自動車株を下支える要因となったようだ。
日産自動車<7201>も一時プラスに転じ、ホンダ<7267>やスズキ<7269>が小じっかり。東証の業種別指数の輸送用機器は小幅に上昇している。
出所:MINKABU PRESS
更に、日銀はこの日の取引開始前に12月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表。大企業・製造業の業況判断指数(DI)は前回調査から1ポイント悪化のプラス7となった。4期連続の悪化とはいえ、市場予想の中央値をやや上回る結果となったほか、大企業・自動車の業況DIは「最近」が前回調査から1ポイント改善のマイナス14、「先行き」はマイナス11となった。サプライチェーンの混乱で落ち込んだ自動車の業況が回復に向かうとの期待感もあり、自動車株を下支える要因となったようだ。
日産自動車<7201>も一時プラスに転じ、ホンダ<7267>やスズキ<7269>が小じっかり。東証の業種別指数の輸送用機器は小幅に上昇している。
出所:MINKABU PRESS