カラダノート---1Q売上高106.4%増、ストック型ビジネスの累計契約者数の増加に加え、フロー型ビジネスが好調に推移
カラダノート<4014>は9日、2023年7月期第1四半期(22年8月-10月)決算を発表した。売上高が前年同期比106.4%増の4.63億円、営業損失が0.53億円(前年同期は0.23億円の損失)、経常損失が0.52億円(同0.22億円の損失)、四半期純損失が0.52億円(同0.15億円の損失)となった。
同社は「家族の健康を支え笑顔をふやす」というコーポレートビジョンのもと、家族のつながりを起点としたファミリーデータプラットフォーム事業を展開している。前年度より、中長期的な事業成長に向け、自社サービス提供によるストック型ビジネスの家族サポート事業(保険代理事業「かぞくの保険」、宅配水事業「カラダノートウォーター」)の事業拡大に注力し、従来のユーザー送客によるフロー型ビジネスからの転換を積極的に推進している。
同社では、累計契約者数を重要な指標と位置づけ、ストック型ビジネスの中長期的な規模拡大を優先し、コールセンターの体制強化や自社データベース拡充のための広告宣伝費に先行投資が奏功し、家族サポート(ストック型ビジネス)の累計契約者数は順調に増加し、当第1四半期末で4,000人を超えるまでに伸長してきている。また、フロー型ビジネスのライフイベントマーケティングでは、ヘアケア・衛生用品関連商材への送客は前年度から好調に推移している。
当第1四半期においてストック型ビジネスの累計契約者数を着実に積み上げたこと、並びにフロー型ビジネスが好調に推移し、売上高は大幅な増収となり順調に推移している。
2023年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比27.3%増の16.63億円、営業損失が1.42億円、経常損失が1.45億円、当期純損失が1.45億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ