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株価指数先物【引け後コメント】 ショート一巡後は、75日線を上回って底堅い値動きを継続


大阪12月限
日経225先物 27550 -110 (-0.39%)
TOPIX先物 1942.0 -3.5 (-0.17%)

大阪3月限
日経225先物 27490 -90 (-0.32%)
TOPIX先物 1935.5 -5.0 (-0.25%)

 日経225先物(12月限)は前日比110円安の2万7550円で取引を終了。寄り付きは2万7580円と、シカゴ日経平均先物(2万7585円)にサヤ寄せし、売り先行で始まった。現物の寄り付き直後に2万7650円まで下げ幅を縮める場面も見られたが、プラスに転じることはできなかった。反対にショートが強まり、支持線として意識されていた75日移動平均線を割り込むと、前場終盤にかけて2万7410円まで下落幅を広げた。短期ショートが一巡した後は、75日線水準での攻防を継続。後場は75日線を上回っての推移によりショートカバーを誘う格好となり、狭いレンジではあったが、後場の高値圏で取引を終えた。

 日経225先物は、寄り付き後の早い段階で支持線として意識されていた75日線を下回った。ただし、切り下がる5日線に上値を抑えられる形状のなかでは、想定されていた動きだったであろう。そのため、ショートが強まったとはいえ、ヘッジ対応の動きが加速する流れとはならず、前場の段階で一巡した格好だった。後場はリバランスに伴うカバーが優勢となっており、75日線が引き続きサポートとして意識されることになろう。

 もっとも、テクニカルポイントが機能している時点でも、積極的にポジションを組成する動きはなく、参加者は限られていたとみられる。香港ハンセン指数が3%を超える上昇を見せていたが、東京市場の反応は皆無だった。明日に先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えて、限月交代に伴うロールオーバーは一巡したものの、その後は様子見姿勢を強めたようだ。

 なお、グローベックスの米株先物は、主要な指数先物が小幅ながらプラス圏で推移している。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、判断材料となる11月の米卸売物価指数(PPI)の発表を9日に控えているだけに、大きなリバウンドは期待しづらい。ただし、米国市場が落ち着いた値動きを見せてくるようだと、前日に上値抵抗の25日線辺りまでリバウンドを見せていたVIX指数の低下が意識されやすい。そうなればSQを波乱なく通過する可能性が高まるほか、足もとでの水準から2万7500円辺りでSQ値は落ち着くとみられ、同水準での底堅さにもつながることが期待される。

 手口面では、日経225先物はみずほが1520枚、BNPパリバが1440枚、東海東京が1020枚程度の売り越しに対して、野村が2230枚、HSBCが1230枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はゴールドマンが4260枚、みずほが3470枚、JPモルガンが1480枚、BofAが1120枚、モルガンSが1030枚程度の売り越しに対して、野村が9150枚、ABNアムロが1570枚程度の買い越しだった。いずれも限月交代に伴うロールオーバーが中心である。

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