日経平均は69円安、寄り後はやや下げ幅拡大

日経平均は69円安（9時5分現在）。今日の東京株式市場はやや売りが先行した。先週末の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなる中、フィラデルフィア半導体株指数（SOX指数）が1％を超す下げとなっており、東京市場で半導体関連株などの株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル＝134円40銭台と先週末2日15時頃に比べ60銭ほど円高・ドル安の水準となっていることが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。一方、先週末2日に発表された11月の米雇用統計を受け、先週末の米株式市場は売りが先行したが、米長期金利の上昇が一服すると買い戻し優勢の動きとなり、ダウ平均は小幅高ながら上昇して取引を終えたことが東京市場で株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はやや下げ幅を拡大している。

《FA》

　提供：フィスコ