貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3992 ニーズウェル

東証P
299円
前日比
+5
+1.70%
PTS
298.9円
13:32 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.0 2.69 3.01 90.04
時価総額 122億円
比較される銘柄
DIT, 
アイエスビー, 
セラク

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<動意株・1日>(大引け)=ファインシン、トリプルアイ、HCH、まんだらけなど

 ファインシンター<5994>=急動意で一時ストップ高。同社はこの日、自社製品がトヨタ新型「プリウス」に搭載されることになったと発表しており、これを材料視する動きが強まっているようだ。搭載されるのは、トヨタハイブリッド車向けの電圧を制御するインバーターの構成部品「リアクトルコア」。12月に生産ラインを追加して年120万台分の生産能力を確保し、更に2024年には約3億円の設備投資を行って年60万台分の新規生産ラインを追加する。すべてのラインが稼働すると、既存の生産能力と合わせて年360万台分になる見通し。

 トリプルアイズ<5026>=後場に入り動意づき一時ストップ高。同社はきょう、自社のアルコール検知AIクラウドシステム「AZE Breath」が、全日本トラック協会の安全装置等導入促進助成事業における対象機器に選定されたと発表。これが材料視されているようだ。AZE Breathは、ドライバーの顔画像を人工知能(AI)が認証し、アルコール検査結果をクラウドシステムに記録するシステム。白ナンバー事業者のアルコール検知器義務化により引き合いが急増していたが、全日本トラック協会の助成対象機器に選ばれたことで、緑ナンバーの運輸業でも多くの活用が期待できるという。

 ヒューマンクリエイションホールディングス<7361>=上昇指向。IT最上流工程のコンサルティングや保守をワンストップで手掛け、IT人材の派遣事業も手掛ける。業績は21年9月期以降、増収増益トレンドを確保している。同社はNTTデータ<9613>と銀行業務向けサービスを共同開発中で、既に実証実験を開始するなど進展をみせている。地銀再編の動きに絡みNTTデータが地銀システムの共通化を検討するなか、同社にもビジネスチャンスが巡るとの思惑が株価を刺激している。

 まんだらけ<2652>=上げ足一気に強め年初来高値を更新。11月30日の取引終了後に10月の月次売上高を発表。全店合計で前年同月比30.4%増と高い伸び率になったことから、これを好感した買いが入っている。水際対策の大幅な緩和により海外からの来店客が増え、店頭販売が増加した。また、電脳ショップ「ありある」を含む通信販売も好調だった。

 シキボウ<3109>=大幅高で年初来高値更新。30日取引終了後に発表した今期の最終利益予想と配当予想の上方修正を好感した買いが集まった。23年3月期の連結業績予想について、最終利益の見通しを14億円から16億円(前期比32.7倍)に見直したほか、40円を計画していた年間配当予想も10円増額し、前期比10円増配の50円に修正した。投資有価証券売却益を計上する一方、連結子会社でゴルフ場を経営するマーメイドスポーツ(広島県福山市)の株式譲渡に伴い、子会社株式譲渡損失を計上。これに伴い、税金費用が減少するほか、繰り延べ税金資産も計上するため、最終利益の見通しがこれまでの想定を上回ることとなった。

 ニーズウェル<3992>=5日ぶりに急反発。同社は金融向けを中心とした業務系ソフトや組込みソフトを手掛け、基幹系システムの開発で優位性を発揮する。30日取引終了後、メルカリ<4385>からITアウトソーシングサービスを受注したことを発表、システムの運用サポートから業務改善の提案まで行う予定で、これによる収益効果を期待した買いを呼び込んでいる。メルカリは月間ユーザー数が2000万人以上と言われ、ニーズウェルはこれまでメルカリが利用する経費精算クラウドなどの保守をはじめ、システム利便性向上を目的としたカスタマイズなどを手掛けており、その実績から今回の受注につながった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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