レーザーテック、東エレクなど半導体主力に買い人気集中、SOX指数急騰が追い風に
レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連の主力銘柄は大きく買い優勢のスタートとなっている。前日の米国株市場ではパウエルFRB議長の講演を受けハイテク関連をはじめ広範囲にリスクを取る動きが強まり、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅高となった。特に半導体セクターへの買い戻しが顕著で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5.8%あまりの急上昇をみせた。これを受けて東京市場でも半導体製造装置の主力株を中心に投資資金の流入が加速している。今週は業界団体のWSTSが23年の半導体市場の見通しを下方修正して4年ぶりに売上高が縮小するとの見通しを発表、同関連株には逆風が意識されたものの、東エレクやアドテストなどは発表後にプラス圏で引けるなど、下値抵抗力の強さを発揮していた。目先空売りの買い戻しを交え戻り足に弾みがついている。
出所:MINKABU PRESS
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