外為サマリー:140円50銭台に上昇、対ユーロでのドル買いが波及
21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=140円54銭前後と前週末の午後5時時点に比べて70銭強のドル高・円安となっている。
米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが長期化するとの見方からドル買い・円売りが優勢だった。米ボストン連銀のコリンズ総裁は18日、米経済専門局CNBCのインタビューで、インフレ抑制のための追加利上げが必要だとする見解を改めて示すとともに、12月の米連邦公開市場員会(FOMC)での利上げ幅について「0.75%の選択肢もまだある」と述べたことで、このところ強まっていた米利上げペースの減速観測が後退しているといった様子だった。また、中国での新型コロナウイルス感染者数の増加などを背景とした中国株や香港株の下落を受け、リスクオフのユーロ売り・ドル買いが対円でのドル買いに波及したこともあり、ドル円相場は午後1時30分過ぎには140円57銭まで上伸する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0282ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0090ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=144円53銭前後と同50銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが長期化するとの見方からドル買い・円売りが優勢だった。米ボストン連銀のコリンズ総裁は18日、米経済専門局CNBCのインタビューで、インフレ抑制のための追加利上げが必要だとする見解を改めて示すとともに、12月の米連邦公開市場員会(FOMC)での利上げ幅について「0.75%の選択肢もまだある」と述べたことで、このところ強まっていた米利上げペースの減速観測が後退しているといった様子だった。また、中国での新型コロナウイルス感染者数の増加などを背景とした中国株や香港株の下落を受け、リスクオフのユーロ売り・ドル買いが対円でのドル買いに波及したこともあり、ドル円相場は午後1時30分過ぎには140円57銭まで上伸する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0282ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0090ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=144円53銭前後と同50銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS