SOMPOが急落、株主還元策の開示なく失望感も
SOMPOホールディングス<8630>が急落している。前週末18日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績見通しを引き下げた。最終利益の見通しは1600億円から800億円(前期比64.4%減)に下方修正した。損保各社に対しては、株主還元策に対する思惑から先回り買いが入っていたが、同社から自社株買いや配当予想の増額修正などの開示がなかったこともあって、失望売りが膨らんだようだ。
自然災害や新型コロナウイルス感染症の拡大、自動車の交通量回復などに伴い、発生保険金が想定を上回る見込みとなった。海外保険事業ではトルコの連結子会社が、国際会計基準における「超インフレ経済下における財務報告」の適用を受けたことに伴い、損失を計上することとなった。4~9月期の連結決算は、最終損益が200億3000万円の赤字(前年同期は1307億3500万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS
自然災害や新型コロナウイルス感染症の拡大、自動車の交通量回復などに伴い、発生保険金が想定を上回る見込みとなった。海外保険事業ではトルコの連結子会社が、国際会計基準における「超インフレ経済下における財務報告」の適用を受けたことに伴い、損失を計上することとなった。4~9月期の連結決算は、最終損益が200億3000万円の赤字(前年同期は1307億3500万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS