日揮HDは軟調、今期業績・配当予想の上方修正も好材料出尽くしとの受け止め
日揮ホールディングス<1963>は朝高後、下げに転じた。10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想と配当予想を上方修正した。これを材料視した買いで寄り付き直後の同社株は上昇。だが、好材料出尽くしとの受け止めた投資家による戻り待ちの売りが優勢となり軟化した。足もとで為替相場が急速にドル安・円高に振れたことも、業績動向に対する楽観的な見方の修正につながったようだ。
通期の売上高は6200億円から6300億円(前期比47.1%増)、最終損益は従来の見通しから60億円増額し、300億円の黒字(前期は355億5100万円の赤字)に見通しを引き上げた。4~9月期に為替差益を計上。また10月以降の業績予想の前提となる為替レートは1ドル=140円(8月公表時は第2四半期以降で1ドル=130円)に設定した。
更に、期末配当予想は前期比21円増配の36円(従来の予想は29円)に増額修正した。
出所:MINKABU PRESS
通期の売上高は6200億円から6300億円(前期比47.1%増)、最終損益は従来の見通しから60億円増額し、300億円の黒字(前期は355億5100万円の赤字)に見通しを引き上げた。4~9月期に為替差益を計上。また10月以降の業績予想の前提となる為替レートは1ドル=140円(8月公表時は第2四半期以降で1ドル=130円)に設定した。
更に、期末配当予想は前期比21円増配の36円(従来の予想は29円)に増額修正した。
出所:MINKABU PRESS