東エレクは急反発、今期は一転最終減益も米SOX指数が大幅高
東京エレクトロン<8035>は急反発。10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益は増益予想から一転して減益の計画となった。だが米10月消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を下回ったことに伴い、投資家のリスク選好姿勢が強まるなか、米国市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も大幅高となっており、同社株の支援材料となっている。
東エレクの業績予想の下方修正は、半導体メーカーの設備投資の先送りや抑制の動きが出ていることが主因。売上高は2兆3500億円から2兆1000億円(前期比4.8%増)、最終利益は5230億円から4000億円(同8.5%減)にそれぞれ見通しを引き下げた。中間配当は従来の予想の751円から106円増額し857円(前期は643円)で決定した一方、期末配当はこれまでの予想の927円から302円減額。創立60年の記念配当200円を含めて625円(同760円)に見直した。
出所:MINKABU PRESS
東エレクの業績予想の下方修正は、半導体メーカーの設備投資の先送りや抑制の動きが出ていることが主因。売上高は2兆3500億円から2兆1000億円(前期比4.8%増)、最終利益は5230億円から4000億円(同8.5%減)にそれぞれ見通しを引き下げた。中間配当は従来の予想の751円から106円増額し857円(前期は643円)で決定した一方、期末配当はこれまでの予想の927円から302円減額。創立60年の記念配当200円を含めて625円(同760円)に見直した。
出所:MINKABU PRESS