大同メが年初来安値を更新、タイ子会社の減損計上で今期は一転最終赤字の見通し
大同メタル工業<7245>が後場に急落し、年初来安値を更新した。午後1時、タイの連結子会社での減損損失の計上などを理由に、23年3月期の連結業績予想を見直したと発表。最終損益はこれまでの3億円の黒字から一転して21億円の赤字の見通しとなり、これをネガティブ視した投資家の売りが膨らんだ。
前期は18億9700万円の黒字だった。タイの連結子会社であるDMキャスティングテクノロジーについて、生産コストの改善が遅れていることに加え、新規受注品についても想定を超えるコストが発生したことから、同社の製造設備などで減損損失を計上。特別損失として19億6300万円を計上した。また、業績悪化に伴い、これまで15円としてきた期末配当予想は未定とした。
出所:MINKABU PRESS
前期は18億9700万円の黒字だった。タイの連結子会社であるDMキャスティングテクノロジーについて、生産コストの改善が遅れていることに加え、新規受注品についても想定を超えるコストが発生したことから、同社の製造設備などで減損損失を計上。特別損失として19億6300万円を計上した。また、業績悪化に伴い、これまで15円としてきた期末配当予想は未定とした。
出所:MINKABU PRESS