大阪金見通し:上昇か、米長期金利低下やドル相場下落など反映へ
大阪取引所金標準先物 23年10月限・夜間取引終値:7972円(前日日中取引終値↑126円)
・想定レンジ:上限8020円-下限7920円
9日の大阪取引所金標準先物(期先:23年10月限)は上昇しそうだ。昨日の海外市場で米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方から、金は買われやすい地合いとなった。加えて、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが下落し、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいやすくなった。こうした動きや心理を映し、ナイトセッションで金先物は大幅に上昇しており、今日の金先物は買いが優勢の展開となりそうだ。
《FA》
提供:フィスコ