住友ファーマが反落、パーキンソン病治療剤に関する減損損失計上で23年3月期最終赤字に下方修正
住友ファーマ<4506>は3日ぶりに反落。10月31日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業損益を240億円の黒字から300億円の赤字(前期602億3400万円の黒字)へ、最終損益を220億円の黒字から150億円の赤字(同564億1300万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
円安による想定為替のレートの見直しに加え、北米セグメントで提携先からの一時金収入があったことなどから売上高は5500億円から6040億円(前期比7.9%増)へ上方修正した。ただ、第2四半期にパーキンソン病に伴うオフ症状治療剤「キンモビ」に係る特許権などの減損損失を計上したことが響くとしている。なお、想定為替レートは1ドル=125円から140円、1元=19.5円から20.0円に見直した。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高3192億8900万円(前年同期比8.7%増)、営業損益289億1500万円の赤字(前年同期475億7200万円の黒字)、最終損益72億8300万円の赤字(同364億5000万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS
円安による想定為替のレートの見直しに加え、北米セグメントで提携先からの一時金収入があったことなどから売上高は5500億円から6040億円(前期比7.9%増)へ上方修正した。ただ、第2四半期にパーキンソン病に伴うオフ症状治療剤「キンモビ」に係る特許権などの減損損失を計上したことが響くとしている。なお、想定為替レートは1ドル=125円から140円、1元=19.5円から20.0円に見直した。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高3192億8900万円(前年同期比8.7%増)、営業損益289億1500万円の赤字(前年同期475億7200万円の黒字)、最終損益72億8300万円の赤字(同364億5000万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS