パナHDは小動き、23年3月期業績予想を一転減益予想へ下方修正も織り込み済み
パナソニック ホールディングス<6752>は小動き。10月31日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を3600億円から3200億円(前期比10.5%減)へ、純利益を2600億円から2350億円(同8.0%減)へ下方修正し、一転して営業減益予想とした。朝方はこれを嫌気する動きがあったものの、一方で織り込み済みとの見方も強いようだ。
為替換算によるプラス効果で売上高は7兆9000億円から8兆2000億円(同11.0%増)へ上方修正したものの、オートモーティブやコネクト、インダストリーなどの分野で実質的な販売減少を見込むほか、景気減速懸念に伴う顧客の投資判断先送りで米ブルーヨンダーの収益が一時的に悪化する見通しであることが要因としている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高4兆639億円(前年同期比15.0%増)、営業利益1497億5900万円(同25.6%減)、純利益1073億3700万円(同29.9%減)だった。ヒートポンプ式温水暖房機や車載電池などの販売増に加えて、為替換算の影響も寄与した。
出所:MINKABU PRESS
為替換算によるプラス効果で売上高は7兆9000億円から8兆2000億円(同11.0%増)へ上方修正したものの、オートモーティブやコネクト、インダストリーなどの分野で実質的な販売減少を見込むほか、景気減速懸念に伴う顧客の投資判断先送りで米ブルーヨンダーの収益が一時的に悪化する見通しであることが要因としている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高4兆639億円(前年同期比15.0%増)、営業利益1497億5900万円(同25.6%減)、純利益1073億3700万円(同29.9%減)だった。ヒートポンプ式温水暖房機や車載電池などの販売増に加えて、為替換算の影響も寄与した。
出所:MINKABU PRESS