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今日の為替市場ポイント:日米金利差拡大予想でドル買い縮小の可能性低い


28日のドル・円は、東京市場で145円99銭まで下落した後、147円14銭まで反発。欧米市場では147円05銭から147円86銭まで上昇し、147円48銭で取引終了。本日31日のドル・円は主に147円台で推移か。日米金利差の拡大を想定してリスク選好的なドル買い・円売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。

米連邦準備制度理事会(FRB)は、景気に配慮して12月より米利上げ幅を縮小する可能性がある。しかしながら、米国のインフレが短期間で弱まる可能性は低いとの見方は多い。日米金利差のさらなる拡大が予想されていることから、日本の円買い介入の影響はあるものの、ドル・円は底堅い動きがしばらく続くとみられる。

日本銀行の黒田総裁は10月28日に行われた会見で「わが国経済にとってマイナスであり、望ましくないと考えている」と述べているが、物価見通しについて「来年度でも物価上昇率が目標の2%を安定的に達成できるような状況にはならない」と指摘している。日銀は物価安定目標を達成するまで現行の金融緩和策を維持する可能性が高いこと、それによって日米金利差のさらなる拡大が予想されることはドル買い材料になるとみられる。

《FA》

 提供:フィスコ

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