決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … ＪＦＥシステ、日鋳造、Ｅ＆Ｃ　(10月26日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の10月25日から26日の決算発表を経て27日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　Ｅ＆Ｃ <1775>
　23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比14.1％減の15.6億円に減り、通期計画の66.5億円に対する進捗率は23.5％となり、5年平均の26.2％とほぼ同水準だった。

▲No.3　日鋳造 <5609>
　23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は1000万円の赤字(前年同期は1億3400万円の黒字)に転落し、従来の1億8000万円の黒字予想から一転赤字で着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<1775> Ｅ＆Ｃ 　　　　東Ｓ　　 -7.89 　 10/26　　上期　　　-14.08
<4832> ＪＦＥシステ 　東Ｓ　　 -1.89 　 10/26　　上期　　　 13.11
<5609> 日鋳造 　　　　東Ｓ　　 -1.18 　 10/26　　上期　　　-99.51

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース