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大阪金概況:下落、米長期金利の高止まりなど反映


大阪取引所金標準先物 23年8月限・日中取引終値:7872円(前日日中取引終値↓23円)

・推移レンジ:高値7901円-安値7867円

19日の大阪取引所金標準先物(期先:23年8月限)は下落した。外為市場で朝方1ドル=149円20銭台と昨日15時頃に比べ30銭ほど円安・ドル高に振れたことから、円建てで取引される金先物の割安感が意識され、金先物はやや買いが先行した。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測が継続し、昨日の海外市場で米長期金利が一時4%台に乗せた後、今日は高止まりの動きとなったことから、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方が広がった。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は取引開始後は次第に売り優勢の展開となった。

《FA》

 提供:フィスコ

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