大阪金見通し:下落か、米長期金利の上昇など反映へ
大阪取引所金標準先物 23年8月限・夜間取引終値:7791円(前日日中取引終値↓157円)
・想定レンジ:上限7840円-下限7740円
11日の大阪取引所金標準先物(期先:23年8月限)は下落しそうだ。昨日の米債券市場は休場だったが、先週末7日発表の9月の米雇用統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの見方が強まり、先週末の海外市場で米長期金利が上昇した。これを受け、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方から金は売られやすい地合いとなり、金先物はナイトセッションで大幅に下落した。今日の金先物はこの流れを引き継ぎ売りが優勢の展開となりそうだ。
《FA》
提供:フィスコ