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0019 東証 中型株

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日経平均は437円高でスタート、伊藤忠やメルカリなどが上昇/寄り付き概況


日経平均 : 26653.49 (+437.70)
TOPIX  : 1876.99 (+29.41)


[寄り付き概況]

 4日の日経平均は437.70円高の26653.49円と続伸して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は反発。ダウ平均は765.38ドル高の29490.89ドル、ナスダックは239.82ポイント高の10815.43で取引を終了した。英国のトラス政権が最高所得税率引き下げを撤回したため世界金融市場混乱への不安が緩和し買い戻しが先行した。9月ISM製造業景況指数や8月建設支出が予想下回り、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年来の低水準に落ち込む低調な経済指標の結果を受け連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速懸念が後退し、長期金利低下に伴う買いが強まり、一段高となった。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が3日ぶりに大幅に反発したことが東京市場の株価を支えた。また、日経平均が昨日は反発したものの、市場では短期的に下げ過ぎとの見方が継続しており、反騰を狙った買いが入りやすかった。さらに、昨日、臨時国会が召集され、今後、国会で政策論議が進むとの期待感も株価を支える要因となった。一方、今朝、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、政府が日本上空を通過したとみられると発表したことから、地政学リスクの高まりを警戒する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.8%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.8%上昇だった。今日は中国(上海、深セン)、香港が休場となる。

 セクター別では全業種が値上がり。電気・ガス業、鉱業、パルプ・紙、小売業、その他金融業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、伊藤忠<8001>、丸紅<8002>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、メルカリ <4385>、HOYA<7741>、INPEX<1605>、三菱重<7011>、7&iHD<3382>、ソニーG<6758>、日立<6501>、東エレク<8035>、信越化<4063>、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>、三菱UFJ<8306>などが上昇。他方、下落銘柄は目立ったものはない。

《FA》

 提供:フィスコ

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