大阪金見通し:上昇か、米長期金利の低下を反映へ
大阪取引所金標準先物 23年8月限・夜間取引終値:7863円(前日日中取引終値↑124円)
・想定レンジ:上限79200円-下限7820円
4日の大阪取引所金標準先物(期先:23年8月限)は上昇しそうだ。米国で昨日発表された9月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数などの景気指標が予想を下回ったことから、金融引き締めが一段と進むとの警戒感が後退し、金の価格決定要因として注目される米長期金利が低下した。これを受け、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方が強まり、ナイトセッションで金先物は大幅に上昇した。今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となりそうだ。
《FA》
提供:フィスコ