正栄食が急反発、第3四半期営業利益は減益着地も通期予想を上回る
正栄食品工業<8079>が急反発し年初来高値を更新している。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(21年11月~22年7月)連結決算は、営業利益が35億8100万円(前年同期比3.1%減)と減益となったものの、通期予想を上回って着地したことが好感されている。
売上高は776億3900万円となった。会計基準の変更に伴い売上高の対前年増減率はないものの、日本での乾果実類や製菓原材料類の販売が好調に推移した。ただ、米国事業の利益が好調に推移する一方、過去数年間積極的に行ってきた新工場建設に係る減価償却費の増加や原料価格上昇などにより日本国内の利益が減益となり、営業利益は減益だった。なお、為替差益の計上などが寄与し、純利益は26億500万円(同5.0%増)と増益に転じた。
なお、22年10月期通期業績予想は、売上高1000億円、営業利益35億円(前期比16.3%減)、純利益24億円(同13.9%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
売上高は776億3900万円となった。会計基準の変更に伴い売上高の対前年増減率はないものの、日本での乾果実類や製菓原材料類の販売が好調に推移した。ただ、米国事業の利益が好調に推移する一方、過去数年間積極的に行ってきた新工場建設に係る減価償却費の増加や原料価格上昇などにより日本国内の利益が減益となり、営業利益は減益だった。なお、為替差益の計上などが寄与し、純利益は26億500万円(同5.0%増)と増益に転じた。
なお、22年10月期通期業績予想は、売上高1000億円、営業利益35億円(前期比16.3%減)、純利益24億円(同13.9%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS