日本製鉄は上値追い継続で新高値が視野、自動車鋼材値上げ効果と超割安株価に着目
日本製鉄<5401>が続伸、8月5日にマド開け大陽線を示現し、その後は順調に下値を切り上げる動きをみせてきた。サプライチェーン問題による自動車減産の影響も下期に巻き返しが期待されるほか、車用鋼材の値上げでトヨタ自動車<7203>と合意が報じられるなど、利益採算向上に対する期待が株価上昇を後押ししている。時価予想PERは3倍台、PBRは0.5倍台という超割安圏にあるほか、配当利回りが前期実績ベースで7%を超えており、インカムゲイン狙いの買いも誘導している。3月25日につけた年初来高値2318円50銭まであと70円強に迫っている。
出所:MINKABU PRESS
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