<注目銘柄>=ハナツアーJ、リオープン関連で上昇トレンド開花
HANATOUR JAPAN<6561>は5日移動平均線を絡め上値追い態勢を明示、25日・75日移動平均線のゴールデンクロスも接近しており、要マークといえる。インバウンド専門の旅行会社で、コロナ禍が一巡し足もとで風向きが追い風に変わっていることに注目したい。目先的には今週7日から海外からの入国者数の上限が1日当たり5万人に引き上げられることが株価を刺激する。インバウンド需要によって国内で消費機運が高まることは必至だが、同社は団体客を対象とする手配業務のほか、バスやホテル運営などを手掛けており、収益環境は様変わりしそうだ。
株価は6月6日に1872円の年初来高値をつけた後、新型コロナウイルスの感染再拡大を背景に1000円前後まで売り込まれた。しかし、8月23日に急動意して以降はリベンジ相場に突入、順調に下値切り上げトレンドを形成している。発行株数が1200万株程度と小型で、しかも浮動株比率は14%程度しかない。品薄感が株価上昇を後押しする。(銀)
出所:MINKABU PRESS
株価は6月6日に1872円の年初来高値をつけた後、新型コロナウイルスの感染再拡大を背景に1000円前後まで売り込まれた。しかし、8月23日に急動意して以降はリベンジ相場に突入、順調に下値切り上げトレンドを形成している。発行株数が1200万株程度と小型で、しかも浮動株比率は14%程度しかない。品薄感が株価上昇を後押しする。(銀)
出所:MINKABU PRESS