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東京株式(大引け)=10円安と小幅に3日続落、米雇用統計控え様子見姿勢に

 2日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続落。朝方は値を上げて始まったが、買い一巡後は値を下げた。

 大引けの日経平均株価は前日比10円63銭安の2万7650円84銭。プライム市場の売買高概算は10億3061万株。売買代金概算は2兆4774億円となった。値上がり銘柄数は650と全体の約35%、値下がり銘柄数は1096、変わらずは91銘柄だった。

 前日のNYダウは145ドル高と5日ぶりに反発した。これを受け、この日の日経平均株価も寄り付きは値を上げてスタートし一時100円を超す上昇となった。ただ、上値は重く買い一巡後は値を消す展開となった。特に、後場にかけて狭いレンジでの一進一退が続いた。今晩の米8月雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まった。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株が安く、ソニーグループ<6758>やキヤノン<7751>、富士通<6702>などのハイテク株も値を下げた。日本郵船<9101>や商船三井<9104>が軟調でトヨタ自動車<7203>や任天堂<7974>が下落した。三菱重工業<7011>や日本製鉄<5401>が売られた。

 半面、ファーストリテイリング<9983>が値を上げ、ダブル・スコープ<6619>、メルカリ<4385>、プレイド<4165>が買われた。リクルートホールディングス<6098>やダイキン工業<6367>もしっかり。ホンダ<7267>やデンソー<6902>も堅調だった。

出所:MINKABU PRESS

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