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今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を意識してリスク回避の円買い拡大の可能性低い


22日のドル・円は、東京市場では136円83銭から137円44銭まで上昇。欧米市場では136円70銭まで下げた後、137円65銭まで上昇し、137円49銭で取引終了。本日23日のドル・円は主に137円台で推移か。米長期金利の上昇を意識して、リスク回避の円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

米ワイオミング州ジャクソンホールで8月25-27日に経済シンポジウムが開催されるが、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は8月26日に講演を行う予定となっている。その場でインフレ抑止の方針を改めて伝えるとみられており、次回9月20-21日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.75ポイントの追加利上げが行われるとの見方が広がっている。22日の米国株式市場では主要株価指数が下落し、債券市場では10年債利回りが節目の3%を上回った。

なお、市場参加者の間では、23日発表のユーロ圏と米国の製造業PMIとサービス業PMI(8月)も注目されている。ユーロ圏のPMIは7月実績を下回る可能性が高いとみられており、リスク回避的なユーロ売り・ドル買いが優勢となる可能性がある。ドル・円については、ポジション調整的なドル買いは一巡しつつあるようだが、ユーロ安米ドル高が続いた場合、ドル・円の取引でもドル買いがやや強まる可能性がありそうだ。

《FA》

 提供:フィスコ

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