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大阪金見通し:上昇か、米長期金利低下映すも上値は重い展開へ


大阪取引所金標準先物 23年6月限・夜間取引終値:7702円(前日日中取引終値↑58円)

・想定レンジ:上限7740円-下限7660円

15日の大阪取引所金標準先物(期先:23年6月限)は上昇しそうだ。先週末の海外市場で米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方から、ナイトセッションで金先物は上昇した。今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、買いが先行するだろう。ただ、先週相次いで発表された米物価指数を受け、インフレがピークアウトしたとの見方が広がっており、インフレをヘッジ(回避)する目的の金需要はやや萎むとみられる。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢ながら上値は重い展開となりそうだ。

《FA》

 提供:フィスコ

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