大阪チタが急反発、未定としていた23年3月期業績予想は営業利益が大幅に黒字転換へ
大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が急反発し一時、前日比403円(14.7%)高の3150円に買われている。4日の取引終了後、未定としていた23年3月期の単独業績予想について、売上高410億円(前期比43.6%増)、営業利益18億円(前期19億1400万円の赤字)、最終利益16億円(同31億1200万円の赤字)を見込み、年間配当予想を中間5円・期末10円の年15円(前期無配)とすると発表しており、これが好材料視されている。
第1四半期(4~6月)において、航空機用途向けが主体の輸出スポンジチタンが前年同期比43.0%増、一般産業用途向け主体の国内スポンジチタンなどが同48.0%増となりチタン事業が大幅に改善していることに加えて、販売価格の是正や操業度の改善、円安効果などが収益を押し上げる。また、高機能材料事業で、半導体関連需要の増加によりスパッタリングターゲット用高純度チタンの売り上げが増加していることも寄与する。
なお、第1四半期決算は、売上高87億200万円(前年同期比39.4%増)、営業利益4億2200万円(前年同期5億7400万円の赤字)、最終利益8億1700万円(同5億5900万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS
第1四半期(4~6月)において、航空機用途向けが主体の輸出スポンジチタンが前年同期比43.0%増、一般産業用途向け主体の国内スポンジチタンなどが同48.0%増となりチタン事業が大幅に改善していることに加えて、販売価格の是正や操業度の改善、円安効果などが収益を押し上げる。また、高機能材料事業で、半導体関連需要の増加によりスパッタリングターゲット用高純度チタンの売り上げが増加していることも寄与する。
なお、第1四半期決算は、売上高87億200万円(前年同期比39.4%増)、営業利益4億2200万円(前年同期5億7400万円の赤字)、最終利益8億1700万円(同5億5900万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS