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株価指数先物【昼のコメント】 米中の地政学リスクの高まりに伴う円高で、金利差狙った資金のリバランス強まる


 日経225先物は11時30分時点、前日比460円安の2万7540円(-1.64%)前後で推移。ペロシ米下院議長が台湾を訪問する見通しと伝わるなか、米中間の地政学リスクを警戒した動きとなった。為替市場では相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが広がり、ドル円は1ドル=130円台半ばと朝方から1円程度の円高・ドル安に振れた。これにより日米金利差を狙った資金のリバランスの動きが意識されるなか、利益確定の売りを強める格好となったようだ。

 日経225先物は5日移動平均線が位置するオプション権利行使価格の2万7750円を割り込み、2万7500円に接近した。7月下旬以降の保ち合いレンジである2万7500円~2万8000円の下限まで調整したことで、いったんは下げ渋る動きは見られよう。ただし、地政学リスクの高まりによる円高進行で、リバウンド機運は高まりづらい。5日線に上値を抑えられる可能性も意識されやすく、2万7500円~2万7750円辺りでのこう着になりそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.32倍に上昇した。ポジションを傾けづらい需給状況のなか、NTロングによるスプレッド狙いの動きが入りやすいだろう。

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