エデュラボがS高、増進会HDとの資本・業務提携を材料視
EduLab<4427>は、100円高はストップ高となる673円で買い気配となっている。前週末7月29日の取引終了後、通信教育大手のZ会を傘下に持つ増進会ホールディングス(増進会HD、静岡県三島市)との資本・業務提携を発表しており、これを材料視した買いが膨らんでいるようだ。
不適切会計問題を巡ってガバナンス体制の強化に取り組むなか、増進会HDとの間で安定的かつ強固な関係を構築し、旧経営陣による経営への影響力を排除することで市場からの信頼を回復させたい考え。増進会HDは子会社を通じ、エデュラボ元代表取締役の高村淳一氏など複数の株主から市場外の相対取引で株式を取得する。取得後、既存持ち分も含め、エデュラボ株の30%強を保有する大株主となる見通し。
あわせて、22年9月期業績予想の修正を発表。不適切会計処理に起因する決算開示の遅延などで新規事業展開が遅れたことから、売上高について99億円から95億円(前期比5.8%減)に下方修正した。一方で最終損益については、内部統制強化に関する費用の増加などがあるものの、投資有価証券の売却を見込んでいることから、9億8000万円の赤字から8億7000万円の赤字(前期52億5500万円の赤字)へ改善する見通しとした。
出所:MINKABU PRESS
不適切会計問題を巡ってガバナンス体制の強化に取り組むなか、増進会HDとの間で安定的かつ強固な関係を構築し、旧経営陣による経営への影響力を排除することで市場からの信頼を回復させたい考え。増進会HDは子会社を通じ、エデュラボ元代表取締役の高村淳一氏など複数の株主から市場外の相対取引で株式を取得する。取得後、既存持ち分も含め、エデュラボ株の30%強を保有する大株主となる見通し。
あわせて、22年9月期業績予想の修正を発表。不適切会計処理に起因する決算開示の遅延などで新規事業展開が遅れたことから、売上高について99億円から95億円(前期比5.8%減)に下方修正した。一方で最終損益については、内部統制強化に関する費用の増加などがあるものの、投資有価証券の売却を見込んでいることから、9億8000万円の赤字から8億7000万円の赤字(前期52億5500万円の赤字)へ改善する見通しとした。
出所:MINKABU PRESS