話題株ピックアップ【昼刊】:田中化研、ZOZO、モノタロウ
■田中化学研究所 <4080> 1,368円 +300 円 (+28.1%) ストップ高 11:30現在
田中化学研究所<4080>が急騰。前週末7月29日の取引終了後に23年3月期第1四半期(4~6月)の決算を発表し、営業利益は前年同期比3.4倍の11億6700万円で着地した。通期で赤字を見込んでいるだけに、今回の大幅増益がサプライズとなる形で買いが流入しているようだ。売上高も同56.4%増の152億5100万円だった。自社製品の主原料であるニッケルやコバルトの国際相場の変動に伴う利益や、スウェーデンの電池メーカーであるノースボルトへの技術支援に関する収益計上が大きく寄与した。なお、主原料の相場に関して今後の変動幅や業績に与える影響を予測することが困難なことから、通期見通しは据え置いた。
■M&A総合研究所 <9552> 2,868円 +500 円 (+21.1%) ストップ高買い気配 11:30現在
M&A総合研究所<9552>はストップ高カイ気配となっている。7月29日の取引終了後、22年9月期の単独業績予想について、売上高を29億9700万円から35億4300万円(前期比2.7倍)へ、営業利益を12億7100万円から17億4000万円(同3.1倍)へ、純利益を8億8200万円から11億7900万円(同3.2倍)へ上方修正したことが好感されている。第3四半期において受託済み案件が順調に成約し、第4四半期においても堅調に推移すると想定されることが要因としている。同時に発表した第3四半期累計(21年10月~22年6月)決算は、売上高28億1700万円、営業利益16億8000万円、純利益11億4000万円だった。なお、前年同期は四半期財務諸表を作成していないため、比較は記載されていない。
■伯東 <7433> 3,015円 +452 円 (+17.6%) 一時ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
伯東<7433>が寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、25日移動平均線を足場にマドを開けての大幅高に買われる展開。化合物半導体製造装置に強みを持つ半導体商社だが、足もとの業績は会社側の想定を上回って絶好調に推移している。同社は前週末7月29日取引終了後に23年3月期上期(22年4~9月期)業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の35億円から65億円(前年同期比56%増)に大幅増額しており、これを材料視する形で投資資金が攻勢をかけている。車載や産業機器向けデバイス需要が高止まりしているほか、企業の設備投資の活発化も半導体関連分野などの収益を後押ししている。今回の上方修正に伴い上期時点の対通期進捗率は93%に達し、通期予想の上振れに対する期待も高まっている。
■NSユナイテッド海運 <9110> 4,680円 +700 円 (+17.6%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率3位
NSユナイテッド海運<9110>が急騰、前週末比685円高の4665円まで駆け上がる異彩人気となった。郵船系の外航海運会社で鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船を主力とする。今期前半のばら積み船市況の好調と円安効果を反映し、足もとの業績は会社側想定を大きく上回る推移となっている。前週末7月29日に23年3月期業績予想の大幅上方修正を発表、営業利益は従来予想の210億円から80億円も上乗せした290億円(前期比9%増)を見込んでおり、従来の大幅減益予想から一転して増益見通しに変わったことがポジティブサプライズとなった。急騰後でもPER4倍台で配当利回りは7.3%前後あり、依然として割安感が際立つ状況にある。
■エンプラス <6961> 3,480円 +502 円 (+16.9%) ストップ高買い気配 11:30現在 東証プライム 上昇率4位
エンプラス<6961>がストップ高の3480円水準でカイ気配となっている。7月29日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を350億円から375億円(前期比14.0%増)へ、営業利益を42億円から65億円(同80.5%増)へ、純利益を28億円から46億円(同81.9%増)へ上方修正したことが好感されている。為替が円安で推移している影響に加えて、第1四半期のセミコンダクター事業で各種ICテスト用ソケット、バーンインソケットの販売が好調に推移しており、サーバーや自動車用途の需要は今後も増加傾向が続く見通しであることが要因としている。なお、第1四半期(4~6月)決算は、売上高101億1500万円(前年同期比22.9%増)、営業利益19億5800万円(同2.2倍)、純利益15億200万円(同3.3倍)だった。同時に8月31日付で350万株(発行済み株数の26.45%)の自社株を消却すると発表した。消却後の発行済み株数は973万2897株となる予定だ。
■日本化薬 <4272> 1,269円 +154 円 (+13.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率7位
日本化薬<4272>が急反騰し年初来高値を更新している。7月29日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1968億円から2100億円(前期比13.6%増)へ、営業利益を184億円から238億円(同13.1%増)へ、純利益を140億円から194億円(同12.9%増)へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感されている。為替の影響や売上原価率の低減などを考慮したという。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高482億9600万円(前年同期比4.0%増)、営業利益63億8000万円(同8.4%増)、純利益59億5700万円(同13.1%増)だった。
■インフォマート <2492> 520円 +54 円 (+11.6%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
29日に決算を発表。「上期経常は43%減益・通期計画を超過」が好感された。
インフォマート <2492> [東証P] が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比43.3%減の4億1300万円に落ち込んだが、通期計画の4億0500万円に対する進捗率が102.0%とすでに上回り、さらに5年平均の54.5%も超えた。
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■ZOZO <3092> 3,185円 +322 円 (+11.3%) 11:30現在 東証プライム 上昇率10位
29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は14%増益で着地」が好感された。
ZOZO <3092> [東証P] が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比14.1%増の142億円に伸び、通期計画の515億円に対する進捗率は27.8%となり、5年平均の24.7%とほぼ同水準だった。
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■MonotaRO <3064> 2,599円 +234 円 (+9.9%) 11:30現在
MonotaRO<3064>が急伸している。7月29日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高1098億6300万円(前年同期比19.6%増)、営業利益131億3600万円(同10.4%増)、純利益93億1700万円(同11.7%増)となり、従来予想の営業利益(117億200万円)を上回り、減益予想から一転して増益で着地したことが好感されている。事業者向けネット通販事業、購買管理システム事業(大企業連携)ともに注文単価、顧客数が増加し計画を上振れたことに加えて、円安によりロイヤルティー収入も上振れた。また、粗利率、販管費率が改善したことも寄与した。22年12月期通期業績予想は、売上高2260億7300万円(前期比19.2%増)、営業利益243億8000万円(同1.0%増)、純利益170億6700万円(同2.8%減)の従来見通しを据え置いている。
■旭有機材 <4216> 2,297円 +206 円 (+9.9%) 11:30現在
旭有機材<4216>は急反発し年初来高値を更新している。7月29日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を700億円から715億円(前期比10.5%増)へ、営業利益を68億円から77億5000万円(同17.9%増)へ、純利益を49億円から57億円(同19.4%増)へ上方修正したことが好感されている。第1四半期(4~6月)において、管材システム事業における海外売り上げが好調に推移したほか、国内外で半導体向け製品の販売が増加したことが要因としている。また、為替が円安傾向にあることもプラスに働く。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高167億6400万円(前年同期比22.7%増)、営業利益20億6800万円(同2.5倍)、純利益15億3600万円(同2.4倍)だった。
■マックス <6454> 1,860円 +162 円 (+9.5%) 11:30現在
29日に決算を発表。「今期経常を一転13%増益に上方修正・最高益更新へ」が好感された。
マックス <6454> [東証P] が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比70.0%増の30.8億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の82億円→94億円(前期は82.8億円)に14.6%上方修正し、一転して13.5%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
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■住友ファーマ <4506> 1,137円 +98 円 (+9.4%) 11:30現在
29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)最終は6.5倍増益・通期計画を超過」が好感された。
住友ファーマ <4506> [東証P] が7月29日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比6.5倍の311億円に急拡大し、通期計画の220億円に対する進捗率が141.4%とすでに上回り、さらに5年平均の27.0%も超えた。
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■FPG <7148> 1,129円 +95 円 (+9.2%) 11:30現在
29日に決算を発表。「10-6月期(3Q累計)経常が95%増益で着地・4-6月期も90%増益」が好感された。
FPG <7148> [東証P] が7月29日大引け後(16:30)に決算を発表。22年9月期第3四半期累計(21年10月-22年6月)の連結経常利益は前年同期比95.3%増の106億円に拡大し、通期計画の115億円に対する進捗率は92.2%に達したものの、5年平均の97.8%を下回った。
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■日本ライフライン <7575> 1,072円 +83 円 (+8.4%) 11:30現在
29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は11%増益で着地」が好感された。
日本ライフライン <7575> [東証P] が7月29日大引け後(15:10)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比10.6%増の26.7億円に伸び、4-9月期(上期)計画の43.9億円に対する進捗率は60.9%に達し、5年平均の46.0%も上回った。
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■メディアシーク <4824> 410円 +80 円 (+24.2%) ストップ高 11:30現在
メディアシーク<4824>が大幅反発している。この日の寄り前、さまざまなクリエイターがファンに動画コンテンツを届けるためのスマートフォン向けアプリを開発するサービス「S-applico(サプリコ)」(レベニューシェア型)を開始したと発表しており、これが好材料視されている。同サービスは、クリエイターと同社がレベニューシェアパートナーとしてビジネスを行っていくという形式で、アプリの開発費用や保守費用を同社が全額(または一部)負担して行う。同社は「オリジナルアプリ」というかたちでサブスクビジネスの実現を支援し、クリエイターそれぞれの創作活動やブランディングにマッチした収益化をサポートするとしている。
■本多通信工業 <6826> 663円 +100 円 (+17.8%) ストップ高買い気配 11:30現在
本多通信工業<6826>に大量の買い注文が入り、100円高はストップ高となる663円で張り付いている。きょうは取引時間中に商いが成立する可能性は低く、大引けストップ高であすもカイ気配スタートとなる可能性が高い。同社はコネクターが売上高の8割以上を占める専業メーカーで足もとの業績も好調に推移。需要先は通信用から車載用に軸足をシフトさせている。29日取引終了後、ミネベアミツミ<6479>が本多通信に対しTOB(株式公開買い付け)を実施(買い付け期間はきょうから9月12日まで)、完全子会社化を目指すことを発表しており、これを受けて投資資金が集中する格好となっている。TOB価格は705円で目先はこの株価水準にサヤ寄せする動きが想定される。
●ストップ高銘柄
EduLab <4427> 673円 +100 円 (+17.5%) ストップ高 11:30現在
HOUSEI <5035> 773円 +100 円 (+14.9%) ストップ高 11:30現在
など、8銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
田中化学研究所<4080>が急騰。前週末7月29日の取引終了後に23年3月期第1四半期(4~6月)の決算を発表し、営業利益は前年同期比3.4倍の11億6700万円で着地した。通期で赤字を見込んでいるだけに、今回の大幅増益がサプライズとなる形で買いが流入しているようだ。売上高も同56.4%増の152億5100万円だった。自社製品の主原料であるニッケルやコバルトの国際相場の変動に伴う利益や、スウェーデンの電池メーカーであるノースボルトへの技術支援に関する収益計上が大きく寄与した。なお、主原料の相場に関して今後の変動幅や業績に与える影響を予測することが困難なことから、通期見通しは据え置いた。
■M&A総合研究所 <9552> 2,868円 +500 円 (+21.1%) ストップ高買い気配 11:30現在
M&A総合研究所<9552>はストップ高カイ気配となっている。7月29日の取引終了後、22年9月期の単独業績予想について、売上高を29億9700万円から35億4300万円(前期比2.7倍)へ、営業利益を12億7100万円から17億4000万円(同3.1倍)へ、純利益を8億8200万円から11億7900万円(同3.2倍)へ上方修正したことが好感されている。第3四半期において受託済み案件が順調に成約し、第4四半期においても堅調に推移すると想定されることが要因としている。同時に発表した第3四半期累計(21年10月~22年6月)決算は、売上高28億1700万円、営業利益16億8000万円、純利益11億4000万円だった。なお、前年同期は四半期財務諸表を作成していないため、比較は記載されていない。
■伯東 <7433> 3,015円 +452 円 (+17.6%) 一時ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
伯東<7433>が寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、25日移動平均線を足場にマドを開けての大幅高に買われる展開。化合物半導体製造装置に強みを持つ半導体商社だが、足もとの業績は会社側の想定を上回って絶好調に推移している。同社は前週末7月29日取引終了後に23年3月期上期(22年4~9月期)業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の35億円から65億円(前年同期比56%増)に大幅増額しており、これを材料視する形で投資資金が攻勢をかけている。車載や産業機器向けデバイス需要が高止まりしているほか、企業の設備投資の活発化も半導体関連分野などの収益を後押ししている。今回の上方修正に伴い上期時点の対通期進捗率は93%に達し、通期予想の上振れに対する期待も高まっている。
■NSユナイテッド海運 <9110> 4,680円 +700 円 (+17.6%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率3位
NSユナイテッド海運<9110>が急騰、前週末比685円高の4665円まで駆け上がる異彩人気となった。郵船系の外航海運会社で鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船を主力とする。今期前半のばら積み船市況の好調と円安効果を反映し、足もとの業績は会社側想定を大きく上回る推移となっている。前週末7月29日に23年3月期業績予想の大幅上方修正を発表、営業利益は従来予想の210億円から80億円も上乗せした290億円(前期比9%増)を見込んでおり、従来の大幅減益予想から一転して増益見通しに変わったことがポジティブサプライズとなった。急騰後でもPER4倍台で配当利回りは7.3%前後あり、依然として割安感が際立つ状況にある。
■エンプラス <6961> 3,480円 +502 円 (+16.9%) ストップ高買い気配 11:30現在 東証プライム 上昇率4位
エンプラス<6961>がストップ高の3480円水準でカイ気配となっている。7月29日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を350億円から375億円(前期比14.0%増)へ、営業利益を42億円から65億円(同80.5%増)へ、純利益を28億円から46億円(同81.9%増)へ上方修正したことが好感されている。為替が円安で推移している影響に加えて、第1四半期のセミコンダクター事業で各種ICテスト用ソケット、バーンインソケットの販売が好調に推移しており、サーバーや自動車用途の需要は今後も増加傾向が続く見通しであることが要因としている。なお、第1四半期(4~6月)決算は、売上高101億1500万円(前年同期比22.9%増)、営業利益19億5800万円(同2.2倍)、純利益15億200万円(同3.3倍)だった。同時に8月31日付で350万株(発行済み株数の26.45%)の自社株を消却すると発表した。消却後の発行済み株数は973万2897株となる予定だ。
■日本化薬 <4272> 1,269円 +154 円 (+13.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率7位
日本化薬<4272>が急反騰し年初来高値を更新している。7月29日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1968億円から2100億円(前期比13.6%増)へ、営業利益を184億円から238億円(同13.1%増)へ、純利益を140億円から194億円(同12.9%増)へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感されている。為替の影響や売上原価率の低減などを考慮したという。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高482億9600万円(前年同期比4.0%増)、営業利益63億8000万円(同8.4%増)、純利益59億5700万円(同13.1%増)だった。
■インフォマート <2492> 520円 +54 円 (+11.6%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
29日に決算を発表。「上期経常は43%減益・通期計画を超過」が好感された。
インフォマート <2492> [東証P] が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比43.3%減の4億1300万円に落ち込んだが、通期計画の4億0500万円に対する進捗率が102.0%とすでに上回り、さらに5年平均の54.5%も超えた。
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■ZOZO <3092> 3,185円 +322 円 (+11.3%) 11:30現在 東証プライム 上昇率10位
29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は14%増益で着地」が好感された。
ZOZO <3092> [東証P] が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比14.1%増の142億円に伸び、通期計画の515億円に対する進捗率は27.8%となり、5年平均の24.7%とほぼ同水準だった。
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■MonotaRO <3064> 2,599円 +234 円 (+9.9%) 11:30現在
MonotaRO<3064>が急伸している。7月29日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高1098億6300万円(前年同期比19.6%増)、営業利益131億3600万円(同10.4%増)、純利益93億1700万円(同11.7%増)となり、従来予想の営業利益(117億200万円)を上回り、減益予想から一転して増益で着地したことが好感されている。事業者向けネット通販事業、購買管理システム事業(大企業連携)ともに注文単価、顧客数が増加し計画を上振れたことに加えて、円安によりロイヤルティー収入も上振れた。また、粗利率、販管費率が改善したことも寄与した。22年12月期通期業績予想は、売上高2260億7300万円(前期比19.2%増)、営業利益243億8000万円(同1.0%増)、純利益170億6700万円(同2.8%減)の従来見通しを据え置いている。
■旭有機材 <4216> 2,297円 +206 円 (+9.9%) 11:30現在
旭有機材<4216>は急反発し年初来高値を更新している。7月29日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を700億円から715億円(前期比10.5%増)へ、営業利益を68億円から77億5000万円(同17.9%増)へ、純利益を49億円から57億円(同19.4%増)へ上方修正したことが好感されている。第1四半期(4~6月)において、管材システム事業における海外売り上げが好調に推移したほか、国内外で半導体向け製品の販売が増加したことが要因としている。また、為替が円安傾向にあることもプラスに働く。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高167億6400万円(前年同期比22.7%増)、営業利益20億6800万円(同2.5倍)、純利益15億3600万円(同2.4倍)だった。
■マックス <6454> 1,860円 +162 円 (+9.5%) 11:30現在
29日に決算を発表。「今期経常を一転13%増益に上方修正・最高益更新へ」が好感された。
マックス <6454> [東証P] が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比70.0%増の30.8億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の82億円→94億円(前期は82.8億円)に14.6%上方修正し、一転して13.5%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
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■住友ファーマ <4506> 1,137円 +98 円 (+9.4%) 11:30現在
29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)最終は6.5倍増益・通期計画を超過」が好感された。
住友ファーマ <4506> [東証P] が7月29日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比6.5倍の311億円に急拡大し、通期計画の220億円に対する進捗率が141.4%とすでに上回り、さらに5年平均の27.0%も超えた。
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■FPG <7148> 1,129円 +95 円 (+9.2%) 11:30現在
29日に決算を発表。「10-6月期(3Q累計)経常が95%増益で着地・4-6月期も90%増益」が好感された。
FPG <7148> [東証P] が7月29日大引け後(16:30)に決算を発表。22年9月期第3四半期累計(21年10月-22年6月)の連結経常利益は前年同期比95.3%増の106億円に拡大し、通期計画の115億円に対する進捗率は92.2%に達したものの、5年平均の97.8%を下回った。
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■日本ライフライン <7575> 1,072円 +83 円 (+8.4%) 11:30現在
29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は11%増益で着地」が好感された。
日本ライフライン <7575> [東証P] が7月29日大引け後(15:10)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比10.6%増の26.7億円に伸び、4-9月期(上期)計画の43.9億円に対する進捗率は60.9%に達し、5年平均の46.0%も上回った。
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■メディアシーク <4824> 410円 +80 円 (+24.2%) ストップ高 11:30現在
メディアシーク<4824>が大幅反発している。この日の寄り前、さまざまなクリエイターがファンに動画コンテンツを届けるためのスマートフォン向けアプリを開発するサービス「S-applico(サプリコ)」(レベニューシェア型)を開始したと発表しており、これが好材料視されている。同サービスは、クリエイターと同社がレベニューシェアパートナーとしてビジネスを行っていくという形式で、アプリの開発費用や保守費用を同社が全額(または一部)負担して行う。同社は「オリジナルアプリ」というかたちでサブスクビジネスの実現を支援し、クリエイターそれぞれの創作活動やブランディングにマッチした収益化をサポートするとしている。
■本多通信工業 <6826> 663円 +100 円 (+17.8%) ストップ高買い気配 11:30現在
本多通信工業<6826>に大量の買い注文が入り、100円高はストップ高となる663円で張り付いている。きょうは取引時間中に商いが成立する可能性は低く、大引けストップ高であすもカイ気配スタートとなる可能性が高い。同社はコネクターが売上高の8割以上を占める専業メーカーで足もとの業績も好調に推移。需要先は通信用から車載用に軸足をシフトさせている。29日取引終了後、ミネベアミツミ<6479>が本多通信に対しTOB(株式公開買い付け)を実施(買い付け期間はきょうから9月12日まで)、完全子会社化を目指すことを発表しており、これを受けて投資資金が集中する格好となっている。TOB価格は705円で目先はこの株価水準にサヤ寄せする動きが想定される。
●ストップ高銘柄
EduLab <4427> 673円 +100 円 (+17.5%) ストップ高 11:30現在
HOUSEI <5035> 773円 +100 円 (+14.9%) ストップ高 11:30現在
など、8銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース