戸田工業---持分法適用関連会社による生産能力拡大
戸田工業<4100>は20日、持分法適用関連会社であるBASF戸田バッテリーマテリアルズ(以下、BTBM)が、小野田事業所における電気自動車用リチウムイオン電池正極材料の生産能力の拡大を決定したと発表。
BTBMは、今後増大する電気自動車の需要に対応するため、ハイ・ニッケル系正極材料の年間生産能力を6万トンに引き上げる。また新しい製造プロセスを導入することで、日本およびグローバルな需要を満たすクラス最高水準の製品を効率的に生産することが可能になるとしている。稼働開始は、2024年下半期を予定。
今回の生産能力拡大は、日本における電池サプライチェーンの強靭化に貢献できることから、経済産業省が公募したサプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金に応募し、実施事業者として採択されている。
《ST》
提供:フィスコ