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FRBの引き締め圧力後退を見込むのは時期尚早との声も=米国株

NY株式18日(NY時間15:19)
ダウ平均   31232.29(-55.97 -0.18%)
ナスダック   11408.31(-44.11 -0.39%)
CME日経平均先物 27005(大証終比:+245 +0.91%)

 NY時間の終盤に入ってダウ平均は下げに転じている。ダウ平均は序盤に356ドル高まで上昇していたが、その上げを維持できていない。アップルが来年に一部の部門に関して採用と支出のペースを減速する計画と伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。景気低迷の可能性に対応するためだとしている。今回の計画は不確実性の高い時期により慎重に経営を進める戦略の一環だが、会社全体の方針というわけではないという。この報道が相場全体の重石となっているとの指摘も出ている。

 米大手銀からは、利上げ懸念の緩和で株式市場は上昇しているが、FRBへの政策引き締め圧力が後退すると見込むのは時期尚早との認識を示している。年初来の株価下落はマイナス成長に陥るとの投資家の予想を反映しているが、深刻なリセッション(景気後退)が織り込まれているとは思わないと指摘。リスク資産の底入れが確認できる前に金融引き締めが必要になるという。
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 先週のミシガン大消費者信頼感指数のデータでは米消費者の長期インフレ期待が一段と低下したことが明らかになった。それでも、総合インフレが低下を始めるとしても急低下が続くと考えるのは時期尚早だという。インフレはピークを付け、下がり始めたかもしれないが、大半の人々にとっての現実は、価格は依然上昇を続けているという。

 ただ、向こう1年間の株式相場については比較的強気で、弱気相場はほぼ常に、景気後退のさなかで経済指標も悪く、企業業績の下方修正が依然続いているときに底を付けることを認識して置く必要があるとし、株式が本格的に反転する場合には景気循環株とIT・ハイテク株が反発を主導する公算が大きいと予想している。

アップル<AAPL> 147.67(-2.50 -1.67%)
マイクロソフト<MSFT> 255.60(-1.12 -0.44%)
アマゾン<AMZN> 114.21(+0.66 +0.58%)
アルファベットC<GOOG> 110.20(-2.57 -2.28%)
テスラ<TSLA> 728.02(+7.82 +1.09%)
メタ・プラットフォームズ<META> 167.48(+2.78 +1.68%)
AMD<AMD> 82.03(+0.92 +1.14%)
エヌビディア<NVDA> 162.11(+4.49 +2.85%)
ツイッター<TWTR> 38.28(+0.54 +1.43%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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