トヨタ、ホンダなどの上値重い、急速な円安進行も世界経済減速への懸念
トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株の上値が重い展開。外国為替市場では一段と円安が進行し、ドル・円相場は24年ぶりとなる一時137円台後半まで円安が進んだが、足もと対ユーロではユーロ安・円高方向に振れており、ドル独歩高の様相が強い。OECDが昨日発表した6月の景気先行指数では世界景気の減速を示唆するものとなっており、先行き自動車販売にも影響が及ぶ可能性が意識されているもよう。また、中国ではゼロコロナ政策に伴う経済活動への影響が再び警戒されており、自動車セクターにとってサプライチェーンリスクなどが改めて浮上する可能性も買い手控え要因に。
出所:MINKABU PRESS
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