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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、ドル買い・円売り継続で一段高も


11日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。前週末の堅調な米雇用統計を背景に、ドル買いに振れやすい展開となる見通し。また、日米中銀による金融政策の方向性の違いでドル買い・円売りは継続し、一段の上昇が見込まれる。

8日に発表された米雇用統計で失業率は4カ月連続で横ばいとなったが、非農業部門雇用者数は予想を上回った。それを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速の思惑からドル買いに振れ、ドル・円は136円半ばに浮上。一方、ユーロ・ドルは持ち直し、1.01ドル台後半に戻した。週明けアジア市場は日本の参院選で与党大勝を背景に円売りが進み、主要通貨は対円で上昇。ドル・円は137円前半に水準を切り上げた。

この後の海外市場は重要イベントが予定されておらず、積極的に動きづらい。中国での新型コロナウイルス対策が強化されるとの思惑から、リスクオフのムードが広がれば円買いがドルなど主要通貨を下押ししそうだ。ただ、日銀は今後も現行の緩和政策を維持する方針を示しており、日米金利差を背景としたドル買い・円売りは継続しよう。ドル・円は抵抗線となるような節目が乏しいため140円を目指す展開で、上昇基調を維持するとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・02:00 米財務省・3年債入札
・03:00 ウィリアムズNY連銀総裁討論会参加(LIBOR移行関連)

《FA》

 提供:フィスコ

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