ダイドーに大量の買い注文、ビル売却で100億円の特別利益計上
ダイドーリミテッド<3205>が寄り付き大量の買い注文にカイ気配スタートとなり、気配値のまま株価水準を切り上げている。アパレルの中堅だが不動産部門の収益貢献度が高い。ただ、業績は新型コロナウイルスの影響もあって低迷が続いている。そうしたなか、同社は7日取引終了後、子会社が保有するダイドーリミテッドビルの売却に伴い、23年3月期第4四半期に売却益約100億円を特別利益に計上することを発表、これを材料視する買いが集中した。株価が100円台と低位にあることで個人投資家を中心とした短期資金の参戦を誘っている。
出所:MINKABU PRESS
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