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ダウ平均は下げ渋るもマイナス圏での推移=米国株後半

NY株式5日(NY時間15:26)
ダウ平均   30904.67(-192.59 -0.62%)
ナスダック   11284.60(+156.76 +1.41%)
CME日経平均先物 26215(大証終比:-125 -0.48%)

 NY時間の終盤に入ってダウ平均は下げ渋っているものの、マイナス圏での推移が続いている。一方、IT・ハイテク株は買い戻しが優勢となっており、ナスダックはプラスに転じている。きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。きょうから本格的に7-9月期(第3四半期)相場がスタートした印象だが、売り先行で始まっており、ダウ平均は一時700ドル超急落した。

 上半期はFRBのタカ派姿勢とインフレ高進が重なり、景気を圧迫するとの懸念が株価を押し下げた。一部には底打ちへの期待も出ているものの、今度はリセッション(景気後退)への懸念が本格的に台頭しており、なお弱気な見方は少なくない。

 ウクライナ危機や中国のロックダウンなどで、今後、米経済指標がリセッション(景気後退)の可能性を強めるような内容が増えてくれば、もう一段の下げも警戒されるとの指摘も出ている。それが確認されなければ回復も期待できるが、マイナス成長が現実となった場合、S&P500は3000まで下がる可能性もあるという。現行水準からさらに20%超の下落。

 目先は来週から始まる4-6月期決算が大きく左右するとしている。

 原油相場が急落しており、エネルギー株が下げを先導しているほか、銀行や産業も売りに押されている。一方、IT・ハイテク株については、米国債利回りの大幅低下が買い戻しを誘発している模様。なお、米国債利回りについては、再び2-10年債の逆イールドが一時示現しており、景気後退への懸念が強まっていることが示されている。

 証券会社のコーウェン<COWN>が大幅高。先週末引け後にカナダ大手銀のトロント・ドミニオン(TD)が同社の買収を模索していると伝わった。

 HP<HPQ>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の43ドルから36ドルに引き下げた。

 台所用品や美容などを手掛けるタッパーウェア・ブランズ<TUP>が大幅高。同社からスキンケアおよび化粧品ブランド「ニュートリ・メティックス」をニュー・イメージグループに事業売却したと発表した。条件など詳細は非公開となっている。


 半導体製造装置を手掛けるオランダのASML<ASML>が下落。米政府が同社に対して同社の主要技術を中国に販売することを禁止するよう働きかけていると伝わった。

コーウェン<COWN> 30.58(+6.54 +27.20%)
HP<HPQ> 31.41(-0.47 -1.46%)
タッパーウェアブランズ<TUP> 7.68(+0.98 +14.63%)
ASML<ASML> 431.75(-18.08 -4.02%)

アップル<AAPL> 141.09(+2.16 +1.56%)
マイクロソフト<MSFT> 262.05(+2.47 +0.95%)
アマゾン<AMZN> 113.48(+3.92 +3.58%)
アルファベットC<GOOG> 2271.12(+89.50 +4.10%)
テスラ<TSLA> 694.95(+13.16 +1.93%)
メタ・プラットフォームズ<META> 167.27(+7.24 +4.52%)
AMD<AMD> 74.60(+0.93 +1.26%)
エヌビディア<NVDA> 148.64(+3.41 +2.35%)
ツイッター<TWTR> 38.52(+0.29 +0.76%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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