三菱重は新値街道に再突入、安全保障を担う中核銘柄として高水準の買い続く
三菱重工業<7011>が高水準の売買代金をこなしながら上昇基調を強め、5162円まで上値を伸ばし新値街道に復帰した。岸田首相が掲げる新しい資本主義と骨太方針案の概要が明らかとなったが、安全保障の分野では防衛力の抜本強化に加え、防衛装備品の輸出制限見直しなどが挙げられている。同社は日本の防衛産業の中核企業として、艦艇や戦車、戦闘機など陸・海・空すべてを網羅しており、政府の輸出規制緩和に伴う需要拡大が業績に反映されるとの思惑が、継続的な投資資金の流入を誘っている。
出所:MINKABU PRESS
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