東京海上がマド開けて買われ異色の上場来高値、好業績と高株主還元姿勢に着目
東京海上ホールディングス<8766>が、寄り付き大口の買い注文が入りマドを開けて上昇する異色の展開となり、3月22日につけた高値7565円を払拭し上場来高値に買われた。22年3月期の最終利益が前の期比2.6倍の4204億8400万円と急拡大したが、23年3月期も火災保険を中心に料率引き上げなどに伴う収益押し上げ効果で、小幅ながら増益基調を確保する見通し。
注目されるのは株主還元姿勢で、年間配当は前期実績から45円の大幅増配となる300円を計画しており、配当利回りも4%近くに達し、株高を後押ししている。株式需給面では信用買い残など低水準で、売り圧力が希薄な点も足もとの値動きの軽さに反映されているもようだ。
出所:MINKABU PRESS
注目されるのは株主還元姿勢で、年間配当は前期実績から45円の大幅増配となる300円を計画しており、配当利回りも4%近くに達し、株高を後押ししている。株式需給面では信用買い残など低水準で、売り圧力が希薄な点も足もとの値動きの軽さに反映されているもようだ。
出所:MINKABU PRESS