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株価指数先物【引け後コメント】 ショートカバーに加え、日本株のポジション積み上げの動きも


大阪6月限
日経225先物 27400 +590 (+2.20%)
TOPIX先物 1923.5 +34.5 (+1.82%)

 日経225先物(6月限)は、前日比590円高の2万7400円で取引を終了。寄り付きは2万7210円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7140円)を上回るギャップアップで始まった。買い一巡後は2万7060円まで上げ幅を縮めたものの、2万7000円水準での底堅さが意識された。強いトレンドを形成するなか、オプション権利行使価格の2万7125円を中心に2万7000円~2万7250円のレンジで推移。前場半ばにレンジ上限を突破すると、ヘッジ対応の買いが強まり、後場半ばには2万7400円を回復。引けにかけては2万7350円~2万7410円辺りで高値もち合いが続いた。

 オプション権利行使価格では2万7375円を中心とする2万7250円から2万7500円のボックスにレンジを切り上げる格好となった。30日の米国市場はプレジデントデーで休場となることから、明日も需給面としては本日と同様の状況であろう。東証プライムの売買代金が3月18日以来となる4兆円を超えてきたこともあり、本日の上昇で米国市場の祝日明け後の一段高に備えたポジション調整は一巡した可能性がありそうだ。

 また、明日は相場全体への影響が限られるものの、MSCIの定期入れ替え(日本株は除外のみ)に伴うリバランスが大引けで行われる。比率修正による若干の変動は想定しておきたい。なお、本日の上昇は、フラットにしていた日本株のポジションを積み上げた動きとも見られる。来週末にメジャーSQを控えるなかでレンジは大きく切り上がってきており、実需の買いに支えられる格好で、ショート筋は引き続きカバーを迫られることになりそうだ。そのため、急ピッチの上昇に対する反動が見られる局面では、押し目狙いのロングでの対応となろう。

 NT倍率は先物中心限月で14.24倍に上昇した。日経225先物がギャップアップ後も強い動きを見せていたこともあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株のインパクトは大きく、NTロングに向かわせた。目先的には直近の戻り高値水準である14.30倍辺りを想定したNTロングの動きになりそうだ。

 手口面では、日経225先物はABNアムロが4780枚、UBSが650枚、モルガンSが570枚、シティが370枚程度の売り越しに対して、JPモルガンが1550枚、ドイツが930枚、BofAが920枚、大和が920枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はソジェンが2610枚、BNPパリバが1630枚、三菱UFJが1250枚、野村が1210枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが2670枚、JPモルガンが1890枚、BofAが1720枚程度の買い越しだった。

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