シナネンホールディングス---2022年3月期の業績予想を上方修正
シナネンホールディングス<8132>は10日、2022年3月通期連結業績予想(2021年4月1日-2022年3月31日)の修正を発表。
2022年3月期通期業績予想の売上高は、前回発表予想比18.4%増の2,890億円、営業利益は、同14.3%増の24億円、経常利益は同88.2%増の32億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同60%増の24億円、1株当たり当期純利益は同60%増の220円36銭。
売上高は原油価格やプロパンCPの高騰に伴う販売単価が大幅に上昇したことから予想値を上回る見通し。
営業利益は、自転車事業の販売不振などがあった一方、エネルギーソリューション事業において主力の灯油販売と注力した軽油販売が好調で差益も計画を上回ったこと、システム事業で電力CISが順調に推移したこと等により予想値を上回る見通し。
経常利益は、営業利益の増加に加えて、大韓民国での大型陸上風力発電事業の計画遅延により前回予想時に想定していた営業外費用の発生が翌期以降にずれ込む見通しとなったこと、原油価格等の変動に対するリスクヘッジの取組によるデリバティブ評価益の計上が見込まれること等から、予想値を上回る見通し。
親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産の譲渡に伴う特別利益9億円を計上する見込みであること等の影響を加味している。
《ST》
提供:フィスコ