クリーク・アンド・リバー社---5G遠隔STEM教育の実証実験に協力、知見をもとに本格的な事業化へ
クリーク・アンド・リバー社<4763>は9日、開発プロモーターとして推進する東京都「5G技術活用型開発等促進事業」において、KDDI<9433>の5G技術協力のもと、ファブラボ品川と共同で協力する形で、エピソテックが開発したAR現場支援アプリ「Dive」による5G遠隔STEM教育の実証実験「5Gで繋げる「未来の学校」」を実施した。
同社では、東京都「5G技術活用型開発等促進事業」において、開発プロモーターとしてエピソテックを含めた都内のスタートアップ企業6社の事業化をサポートしている。今回の実証実験は、同社がエピソテック、ファブラボ品川を仲介し、KDDIの5G技術協力を得て実施に至った。
「Dive」は、スマートフォンのカメラを通して映った映像に、メモ書きやブラウザ、3Dモデルなどのデジタル情報として現場の空間や物体へ直接置くことができるAR現場支援アプリで、実験では、離れた場所にいる講師と受講者を5G環境のもと、スマートフォン内の「Dive」でつなぎ、モノづくりの遠隔ワークショップを実施した。
同社は今後、今回の実証実験で得た知見とノウハウをもとに、「Dive」を使用した5G遠隔STEM教育の本格的な事業化にむけて、さらなるサービスの向上を目指すとしている。
《ST》
提供:フィスコ