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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):コラントッテ、チエル、鎌倉新書

コラントッテ <日足> 「株探」多機能チャートより
■コラントッテ <7792>  659円  +100 円 (+17.9%) ストップ高   本日終値
 コラントッテ<7792>が急騰。同社はきょう、ワークマン<7564>とのコラボレーション商品を発売したと発表しており、これが株価を刺激したようだ。コラボ商品は、磁気アクセサリーや磁気サポーター、磁気ウエアなど。同社のコラボブランド「コラントッテラボ(家庭用永久磁石磁気治療器のライセンスブランド)」による医療機器認証された効果と、ワークマンの高機能でリーズナブルな価格を実現する商品企画力がタッグを組むことで、今回のコラボ商品の実現に至ったとしている。

■チエル <3933>  900円  +124 円 (+16.0%)  本日終値
 チエル<3933>は続伸。同社は10日取引終了後、資本効率の向上を通じた株主への利益還元、及び経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を図るため、10万株(発行済み株式総数に対する割合1.32%)もしくは1億円を上限とする自己株式の取得枠を設定すると発表した。取得期間は3月11日~5月31日。

■鎌倉新書 <6184>  457円  +54 円 (+13.4%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 鎌倉新書<6184>は商い伴い大幅高。10日の取引終了後、23年1月期業績予想を発表。売上高50億円(前期比30.7%増)、営業利益6億4000万円(同20.1%増)と前期に続き大幅増収増益となる見通しを示しており、これを好感した買いが入ったようだ。葬儀や仏壇、お墓などに関するポータルサイトの運営といった既存事業の拡大に加え、新サービスの展開も進めていく。なお、同時に発表した22年1月期決算は売上高38億2600万円(前の期18.1%増)、営業利益5億3200万円(同2.0倍)だった。

■山大 <7426>  1,196円  +111 円 (+10.2%)  本日終値
 山大<7426>が急反発。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて、ロシアからの木材輸入が制限される見通しとなり、第2「ウッドショック」への警戒が強まるなか、国産木材製品の販売を手掛ける同社への関心が高まっているようだ。また、木材製品の販売を行うテーオーホールディングス<9812>、木質繊維を原料とする成型板の一種であるMDF(中密度繊維板)専業首位のホクシン<7897>なども高い。

■FVC <8462>  606円  +51 円 (+9.2%)  本日終値
 フューチャーベンチャーキャピタル<8462>が急伸。独立系のベンチャー投資会社で地銀や地方自治体と連携し投資先の育成に力を入れた経営戦略に特長がある。10日取引終了後、これまで未定だった今期配当計画について、3円の初配当を実施することを発表。また、これと併せて株主優待制度の新設も発表した。毎年3月末の株主を対象に1000株以上保有で、オリジナルカタログギフトを贈呈する。3月期末が接近していることもあり、権利取り狙いの買いを交え物色人気化した。株価は今週8日に昨年来安値を更新したばかりで、底値圏にあることも値ごろ感からの買いを誘導している。

■フォーライフ <3477>  1,327円  +71 円 (+5.7%)  本日終値
 フォーライフ<3477>は後場急伸。同社はきょう午後1時に、22年3月期の年間配当予想を37円から46円(前期は35円)へ上方修正すると発表した。同社では配当性向20%を配当額のメドとして、安定配当に努めているとした。

■シルバーライフ <9262>  1,209円  +32 円 (+2.7%)  本日終値
 シルバーライフ<9262>は続伸。同社は10日取引終了後、22年7月期第2四半期累計(8~1月)単独営業利益は3億1200万円(前年同期比49.0%減)だったと発表した。通期計画5億5000万円(前期比34.5%減)に対する進捗率は56.7%。製造面で前年度末から見え始めた効率化の影響が着実に進展し、特に製造を委託していた商品の内製化による材料費削減や、機械化による労務費の削減効果が表れてきているとした。

■モリ工業 <5464>  2,572円  +55 円 (+2.2%)  本日終値
 モリ工業<5464>は後場に入ってプラス圏へ浮上。同社はきょう午後1時に、22年3月期の年間配当予想を90円から130円(前期は90円)へ上方修正するとともに、保有する自己株式8万100株を25日に消却すると発表した。発行済み株式総数に対する割合は1.02%。

■アールプランナー <2983>  1,401円  +17 円 (+1.2%)  本日終値
 アールプランナー<2983>が高い。10日の取引終了後、22年1月期業績予想の上方修正を発表。営業利益を14億円から15億1900万円(前期比2.4倍)へ増額しており、これを好感した買いが入ったようだ。売上高も277億円から280億5700万円(同27.5%増)へ引き上げた。戸建住宅の需要を積極的に取り込んだことで販売が好調に推移したほか、新規出店の加速により首都圏エリアでの販売棟数が伸びたことが寄与する見込み。

■トップカルチャー <7640>  292円  +3 円 (+1.0%)  本日終値
 トップカルチャー<7640>は4日続伸。同社は10日取引終了後、22年10月期第1四半期(11~1月)連結営業利益は1億5300万円(前年同期比6.1%増)だったと発表した。上期計画2億1800万円(前年同期比6.7%増)に対する進捗率は70.2%、通期計画3億5600万円(前期比0.1%増)に対しては43.0%。大手メーカーとのコラボ企画や地域特産品の販売などは好調だったが、出店している大半のエリアでまん延防止等重点措置が適用されたことや、新潟・東北地区などを中心に記録的な降雪の影響を受けたとした。

●ストップ高銘柄
 テーオーHD <9812>  361円  +80 円 (+28.5%) ストップ高   本日終値
 インターファクトリー <4057>  695円  +100 円 (+16.8%) ストップ高   本日終値
 ソケッツ <3634>  1,095円  +150 円 (+15.9%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 ログリー <6579>  1,065円  -300 円 (-22.0%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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